2007年10月1日月曜日

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、
心理学用語で、「禁止されると、ついその行為をやってみたくなる心理」のことです。


チラシ、広告のキャッチコピーやテレビCMなどで活用されてるので、
あなたも、無意識のうちに、その心理学的な誘いに乗ってしまっているかも!

「禁止」のほかにも、「ぼかす」、内緒にする「じらす」「限定」「残り僅か」といった手法が
巷の広告にはあふれています。

それらのカリギュラ効果を狙った広告は、無意識のうちに
「知りたい」「もっと」という購買意欲を掻き立てる有効な手段です。


テレビ番組で、モザイクでぼかしたりや「ピー」でわざと隠されると、もっと知りたくなるというような
衝動も、カリギュラ効果の一種と言えるでしょう。

「限定○○個」「残りたったの○○個」

こんなことを書かれると、つい今しかない!と衝動的に買いたくなってしまうのも
カリギュラ効果です。


カリギュラ効果の引き金は「禁止」や「制限」であり、

それによって、引き起こされる衝動的な感情が結果です。


「買って下さい!」と言うよりも「買わないで下さい!」
と言うことで、強い購買意欲を掻き立て、買ってくれる可能性が高まることになります。